【2024年度】いま一番求められる開発言語は?世界や日本のトレンドをチェック
今回は、世界の検索言語トレンド、日本のプログラミング言語ランキング、ビーブレイクシステムズの案件状況の最新情報をご紹介します。
2023年版はこちら
目次
世界の言語トレンド
最初に世界のトレンドを見ていきましょう。こちらはTIOBEの検索エンジンデータ(2024年及び2023年)を基にした海外のプログラミング言語ランキングになります。
プログラミング言語 | 2024年ランキング | 2023年ランキング |
Python | 1位 | 1位 |
C言語 | 2位 | 2位 |
C++ | 3位 | 4位 |
Java | 4位 | 3位 |
C# | 5位 | 5位 |
JavaScript | 6位 | 7位 |
Go | 7位 | 10位 |
VB | 8位 | 6位 |
SQL | 9位 | 8位 |
Fortran | 10位 | 20位 |
※TIOBEindex 2024年4月版より筆者作成
人気ランキング1位は2023年と変わらずPythonでした。PythonはAI関連、機械学習などの案件が増えていること、比較的学習しやすい言語で人気があります。
2位のC言語は、昔からある言語で、扱っている案件が多く、需要があります。
3位のC++は、C言語に似ているので、馴染みのあるITエンジニアが多く、C言語を習得したエンジニアがC++を新たに習得することが多いです。
4位のJavaは、基幹システム、Webシステム、アプリなどの開発で多く利用されています。
5位のC♯は、ゲーム開発で利用されることがあります。
次にこちらは2024年4月のGoogle検索エンジンにおけるプログラミング言語のチュートリアルの検索回数になります。
PYPL は、言語チュートリアルがGoogleで検索される頻度を分析することによって作成されます。言語のチュートリアルを検索すればするほど、その言語の人気が高いと想定されます(PYPL indexより引用)。
※PYPL indexより引用]
上記の表からも、PythonとJavaの検索数が多く、その次にJavaScript、C/C++、C#などのプログラミング言語が検索されています。
Pythonが伸びている理由については、前回の記事いま一番求められる開発言語は?世界や日本のトレンドをチェックにて紹介していますので、ご興味がある方はチェックしてみてください。
国内の転職・求人数及びフリーランスサイトのプログラミング言語ランキング
次に日本の状況について確認します。今回はITエンジニアの転職サイト「レバテックキャリア」とITエンジニアのフリーランス案件サイト「レバテックフリーランス」のサイトに掲載されている案件情報の数を確認してみました(2024年4月下旬時点の案件数をもとに筆者作成)。
ランキング | 転職 | フリーランス |
1位 | Java | Java |
2位 | JavaScript | JavaScript |
3位 | PHP | PHP |
4位 | Python | Python |
5位 | Ruby | C# |
6位 | Go | Ruby |
7位 | C++ | Swift |
8位 | Swift | C++ |
9位 | C | VB系 |
10位 | C# | Go |
(2024年4月下旬時点の案件数をもとに筆者作成)
各言語についての説明は、前回の記事いま一番求められる開発言語は?世界や日本のトレンドをチェックにてご紹介しています。
当社の案件数ランキング
こちらは様々な企業から当社へ提供された言語別の案件数です。(端数は省略しています)
言語別 | 2023年 | 2022年 | |
1位 | Java | 9400件 | 10800件 |
2位 | JavaScript | 7400件 | 7800件 |
3位 | PHP | 6000件 | 7500件 |
4位 | Python | 4300件 | 5200件 |
5位 | C# | 2500件 | 3200件 |
6位 | VB系 | 2000件 | 2500件 |
7位 | ios | 1800件 | 2300件 |
8位 | Android | 1500件 | 2100件 |
9位 | C系 | 1400件 | 1800件 |
10位 | COBOL | 500件 | 800件 |
※2022年及び2023年の年間案件数
当社でも、転職・求人サイト及びフリーランスサイトで人気のJava案件が多く、基幹システムの開発や、Webサービスの開発案件が多いです。2022年よりも案件数が減っておりますが、まだまだSEの需要が高い言語になります。
次に、JavaScript案件で、こちらも去年より案件数が減っていますが、需要が高い言語になります。Java同様SEレベルのITエンジニアを必要としている企業が多く、さらにReact、Angular、Vue.jsなどのフレームワークの経験があると需要が高くなります。
次に、PHP案件で、Webサービスの開発案件が多く、こちらもSEレベルのITエンジニアを必要としている案件が多いです。さらにLaravel、CakePHP、Symfonyなどのフレームワークの経験があると需要が高いです。
まとめ
今回は、2023年及び2024年のプログラミング言語ランキングを世界、日本国内、当社と3つをご紹介したミィ!
世界では、2023年と変わらずPythonやC言語系の人気があり、日本では、JavaやJavaScriptの人気が高く、新卒の研修でJavaを選択する企業が多いミィ。
当社の案件もJava案件が多く、パートナー社からのご提案もJava技術者が多いミィ。
また、2023年までは在宅の案件が増えていたミィが、新型コロナウイルスが落ち着き、出社して対応する案件が増えてきて、在宅の頻度は下がってきているミィ。在宅希望の方にはマイナスかもしれないミィ。
世界、日本国内の状況を見て、今どういう言語が人気あるのか、今後新たに取得する言語を考えるときなどにお役に立てたら嬉しいミィ♪
参考・引用:
TIOBEindex
PYPL index
レバテックキャリア
レバテックフリーランス
※記載されている会社名・商品名などは、各社の商標および登録商標です。