Pythonでできること8つ。初心者でも理解しやすい言語

これからプログラミング言語を学ぶ人の中には、どの言語を学ぶべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。その言語で何が実現できるのかを知ることで、学ぶべき言語をある程度絞ることができるはずです。

Python(パイソン)といえば、初心者向きで分かりやすいプログラミング言語の一つです。今回はPythonを学ぶことで何が実現できるのか、よく似た言語であるRubyとの違いについてご説明します。


 
 
 
 

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Pythonは初心者にもおすすめできるプログラミング言語

 

Pythonは初心者向けのプログラミング言語と言われています。その理由の一つとして、非常に読みやすいという点が挙げられます。Pythonは処理の書き方に一貫性を持たせるように設計されています。異なる処理を行う構文でも書き方がほとんど同じなので、どの処理も直感的に理解しやすくなっているのです。
また、他の言語ではよく使われている「$」(ドルマーク)のような特殊な記号や括弧でくくったり「end」などの終末記号を入れたりする必要もありません。そのため構文ミスやタイプミスが起こりにくくなっています。
さらに、Pythonには豊富なライブラリが用意されています。例えば、ファイル操作のライブラリである「shutil」を使えば、ファイルのコピーやディレクトリ操作などの処理を簡単に書くことが可能です。自分で処理を書かなくても、先人たちが残したライブラリを使えば高度な処理も実現ができるのです。
Pythonが活躍している場面は多く、YouTubeのシステムでもPythonが使われていますし、Dropboxのような誰もが知っているソフトウェアもPythonで開発されています。AIの開発やデータ開発、アプリ開発など、幅広い分野でPythonが使われています。このようにPythonは活躍の場が広いため、エンジニア志望の方やアプリ開発者向けの言語といえます。

 

Pythonでできること8つ

Pythonは利用用途が非常に広く、実現できないことはほとんどないといってよい言語です。ここでは、Pythonで実現できることを8つご紹介します。

 

スクレイピング

スクレイピングとは、簡単にいえば自動でWebサイトにアクセスしてサイト上の情報を取得する技術のことです。この技術を使うことで、定期的に特定のサイトの更新状況を確認して情報をダウンロードする、ECサイトにログインして商品の価格を毎日取得するといった処理が簡単に実現できます。Pythonを使えば、スクレイピングを含む処理の実現が簡単に行えます。

 

自動化による業務効率の向上

処理を自動化するプログラムを組むことで、業務効率を大幅に向上させられます。例えば、数百件単位の会社や個人に宛名だけ違う文書を送付する場合に、手入力で数百個のファイルを作る作業は効率が良いとはいえません。しかし、Pythonでプログラムを組めば、簡単に宛名が違う数百件のファイルを作成できます。

 

データの分析・処理

仕事で毎日の売上を集計しグラフ化するなど、データの分析や処理を行う機会は多いと思います。しかし、Excelでデータ分析や処理を行うと、いちいちデータをコピー&ペーストしたりグラフを作成したりと面倒な作業になります。そこでPythonを使えばExcelファイルを読み込んでデータを集計したり分析したり、グラフ化したりといった処理が簡単に自動化できます。

 

画像の認識・処理

Pythonにはディープラーニングを扱えるライブラリや画像処理のためのライブラリがあります。これらを利用して、画像に何が写っているかを認識させるプログラムが組めます。スクレイピングと組み合わせれば、サイト上の画像を一括ダウンロードして大量の画像を認識し、マーケティングへの活用も可能です。

 

Webアプリケーション開発

PythonでWebアプリケーションの開発も行えます。有名なところではYouTubeやInstagramもPythonで作られています。ただし、見栄えの良いWebアプリを作るためには、HTML/CSS、JavaScriptといったWebページを作るための言語が必要です。さらに、PythonのWebアプリ開発用フレームワークであるFlaskやDjango、データベース処理をするためのSQLなどを習得すればより多機能なアプリの開発ができるでしょう。

 

スマホアプリ開発

Androidアプリ限定になりますが、QPythonやkivyなどを用いてスマホアプリ開発をすることが可能です。ただ、Androidアプリ開発はJavaで行う人が多いため、開発例や開発手法などの情報量はJavaのほうが多くなります。本格的にスマホアプリの開発を行いたい場合は、ほかの言語に移行する必要があるかもしれません。

 

ゲーム開発

PythonにはPygame、kivy、Tkinterなど、ゲーム開発を行うためのライブラリも存在します。複雑なゲームを制作するためにはある程度の制作期間や技術が必要になります。しかしライブラリを利用することで、一からプログラムを組むよりも容易にゲームの開発が可能です。

 

機械学習

機械学習とは、その名前の通り機械(コンピューター)が学習していくことを指します。例えば、車の画像をコンピューターに学習させることで、コンピューターは画像の特徴を見つけ出します。その結果、未知の車の画像を車と認識するようになります。これが、機械学習です。

Pythonにはscikit-learnという機械学習のライブラリがあり、簡単に機械学習を行わせるプログラムを組むことができます。機械学習を使えば、住宅価格の予測を行うプログラムなども開発が可能になります。機械学習に関するプログラムを一から組むのは非常に困難なことですが、Pythonのライブラリを利用すれば意外と簡単に開発ができてしまうのです。

 

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できることが似通っている「Ruby」と比較して何が違うのか?

 

Ruby というPythonとよく似たプログラミング言語があります。どちらも初心者向けで学習しやすく実現できることが似ているため、よく比較される言語です。この二つの言語には、どのような違いがあるのでしょうか。
どちらの言語でも開発できるものとしては、Webアプリケーションやスマホアプリ、SNSサイトなどがあります。また、上記でもご説明したスクレイピング処理も両言語で実現可能です。ただ、AIや機械学習のライブラリはPythonのほうが充実していますので、この分野で使いたいと思っているならPythonを選ぶほうが良いでしょう。

 

Pythonを学習する上での注意点

 

Pythonをこれから学習していく上での注意点について詳しくご説明します。

 

日本語の説明が少ない

Pythonは海外でも多く利用されている言語ですが、日本語の説明が少なめです。とはいえ、メジャーな言語なので、基本的なことを学習するための本やサイトなどは日本語版も充実していますが、一歩進んだ内容や最新のトピックスなどは英文の場合も多いです。そのため、英文を読むか翻訳ソフトを使うなど、勉強の必要があります。

一方で、Rubyは日本人が開発した言語なので、日本語の説明が充実しています。日本語で勉強していきたい場合には、Rubyを選ぶこともよいかもしれません。

 

仕様に違和感を覚える可能性がある

Pythonの言語使用には、ほかの言語と比べて少々特殊な部分があります。例えば、インデントすることで一つのブロックを表現しているため、プログラミング時にインデントすることは強制です。しかし、インデントすることでコードが読みやすくなりますから、慣れれば問題はないでしょう。

 

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まとめ

Pythonで実現できることについて紹介してきたミィが、かなり幅広い分野でPythonが活用できることが分かっていただけたと思うミィ♪
Webアプリケーションやスマホアプリの開発以外にも、スクレイピングや画像一括処理のような使いやすい機能や、AI、機械学習といった高度な機能まで実現できてしまうミィ。Pythonは、豊富なライブラリを使いこなすことができれば、どんなこともできると言われる言語だミィ。習得できれば幅広い分野で活躍することができるはずだミィ!学習にあたっては、ITスクールや学習用アプリ、qiitaなどの情報交流サイトを上手に使いながら習得することをおすすめするミィ。