フリーランスエンジニアは年齢に限界あり?40代でも活躍し続けるには

企業を辞めてフリーランスになり活躍している人は大勢います。
特に、IT業界はフリーランスで活躍し成功している人が多い業界です。
しかし、フリーランスになるなら若いうちだと思っている人が多いのではないでしょうか。

実際、フリーランスエンジニアとして活躍し続けられるのは、何歳までなのでしょうか?
ここでは、40代を超えてもフリーランスエンジニアとして活躍するために必要なことを詳しく紹介していきたいと思います。


 
 
 
 

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フリーランスに定年はない

 

フリーランスとして働くのに、定年はありません。
どこかの企業に入社するわけでも誰かの許しを得るわけでもありませんので、何歳になってもフリーランスになることは可能です。
しかし、フリーランスとしての働き方は、年齢による影響をうけやすい働き方といえます。

フリーランスとして独立するためには、体力や精神力が必要になりますし、顧客から認められなければ仕事ができません。
そのほかにもいろいろな理由により、高年齢になるほどフリーランスになることは難しいといわれています。

 

高年齢のフリーランスエンジニアには限界があるといわれる理由

 

高年齢になってからフリーランスエンジニアになるのが難しいといわれるのはなぜなのでしょうか?
その理由について、一つ一つ見ていきましょう。

 

プロジェクトに年齢制限が設けられている場合がある

 

フリーランスとしてエンジニアの仕事をする際には、たいてい企業や個人が発注する仕事を請け負うことになります。
その際、プロジェクトに年齢制限が設けられている場合があります。
そこには、携わるプロジェクトの仕事量が多く体力が必要であったり、最新技術が求められたり、柔軟な対応ができないとこなせないなど、プロジェクトによってさまざまな理由があります。
そのほかにも、既存のプロジェクトメンバーが若い人ばかりだと、高年齢のフリーランスエンジニアをプロジェクトに入れたくないという場合もあります。

 

最新技術についていけなくなる

 

年齢が進むと、どうしても考え方が保守的になりがちです。
また、新しい技術や知識を覚えることが難しくなってくることもあります。
しかし、エンジニアの世界では常に新しい技術が生まれるため、最新技術についていけなければ業界で生きていくことが困難です。
しかも、フリーランスになるということは自らの技術や知識のみで生き抜いていくということです。
そのため、年齢が進むと最新技術についていくことが大変で、フリーランスエンジニアとして活躍することは難しいといわれています。

 

体力・気力の低下

 

年を取るとどうしても体力や気力が低下してしまいます。
しかし、エンジニアの仕事は膨大な量のプログラミングや設計書作成、細かいサーバーの設定など、体力や気力が必要なものばかりです。
そのため、年齢が進むとどうしても生産性が落ちてしまうのです。

 

収入の不安定さ

 

フリーランスの仕事は収入が不安定になりがちです。
実績を積み実力をつけて継続的に仕事が得られるようになるまでには、収入がなかなか安定しないでしょう。
若く独身のうちなら配偶者や子供がおらず、あまり生活にお金がかからない人が多いと思います。
もし上手くいかなければ、もう一度転職活動して中途採用で企業に入ることも可能です。

しかし、年齢が進むと養うべき子供がいたり、家のローンが残っていたり、老後の資金を貯めなければならなかったりするなど、何かとお金が必要になります。
そのため、収入が不安定になった場合のリスクが高くなってしまいます。
また、年齢が進んでからではもう一度企業に就職するのが難しくなるケースもあります。

 

医療保険・年金など

 

年齢が進むと病気やケガになりやすいので、医療保険は必ず入っておきたいものです。
年金もしっかりと対策しておかないと、老後の生活に不安が残ります。
フリーランスになると国民健康保険や国民年金に加入することになります。
国民健康保険の保険料負担は大きいですし、国民年金による老後の支給額は企業の厚生年金に入っている人よりもぐっと減ってしまいます。

 

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40歳以上でもフリーランスエンジニアとして活躍し続けるには

 

では、40歳以上になってもフリーランスエンジニアとして活躍するためには、どうすれば良いのでしょうか?

 

顧客の長期的な信頼関係を築く

 

フリーランスエンジニアとして新規の顧客を得る際には、どうしても年齢がネックになって上手くいかないこともあります。
そのため、既存の顧客を大事にし、長期的な取り引きができるような信頼関係を築くことが重要です。
また、顧客のつながりから仕事が増えるチャンスも大いにあります。
顧客との関係を大切に育み、仕事を切らさないようにすることが大事です。

 

スキルアップを継続する

 

IT業界ではスキルや技術、知識が仕事を有利に進めるために非常に重要な位置を占めます。
プログラミング技法やシステム開発スキル、サーバーメンテナンススキルなどは、仕事をするために絶対に必要なものです。
したがって、常にスキルアップしていくことを意識し、継続しましょう。
そうした日々の努力が、仕事へとつながっていくことになります。

 

最新情報を随時チェックする

 

年齢が高いエンジニアは、どうしても新しい技術に対応できないのではないかと思われがちです。
そんなイメージを払拭するために、常に最新情報をチェックしておきましょう。
業界内の新しい技術や動きに敏感になり柔軟に対応することで、IT業界を生き抜いていくことができるでしょう。

 

若いメンバーとも対等に話せる柔軟な思考力をつける

 

IT業界は若い人材が多い業界です。
体力や気力、集中力が高い若者が、活躍しやすい仕事が多いからです。
業界では若い人材が多いので、同年代の中でしか通用しない会話や仕事のやり方ではなく、若いメンバーと対等に話すことができるような柔軟な思考力が必要になります。
「最近の若い者はなっとらん」などという態度を取らず、若い人材と率先してコミュニケーションを取ることが必要です。
 

エージェント・クラウドソーシングを活用する

 

年齢に関係なく、フリーランスエンジニアとして仕事をコンスタントに得るためには、エンジニアの案件をあっせんしてくれるエージェントやクラウドソーシングサービスを活用するのが有効です。
これらのサービスを利用するためには手数料が必要ですが、上手に活用して仕事の幅を広げていけば、そこから直接契約に切り替えることも可能です。

 

未経験でのフリーランスデビューは20代後半がおすすめ

 

フリーランスになったことがない人がフリーランスになる場合、やはり20代後半の若い頃からなるのがおすすめです。
これまでにご説明してきた通り、若い方が体力や気力が充実していて無理がききますし、家族を持たない独身者なら経済的にもそこまで困らない傾向が強く、考え方が柔軟であるなどの理由があるからです。
しかし、経験があまりなくてもフリーランスエンジニアとして成功するかどうか不安という人もいるでしょう。
経験が浅くても成功するにはどうすれば良いのでしょうか?

 

経験数年でもフリーランスエンジニアとして成功できる

 

エンジニアは経験年数が多い方が仕事の実績も積むことができ、安定して仕事をすることができます。
しかし、経験と同じように大事なのは、スキルや技術、知識です。
経験は浅くともしっかりと勉強してセミナーなどに積極的に参加して、スキルを磨きましょう。

そして、もう一つ重要なのが人脈です。
フリーランスとして仕事を得るためには人脈が必ず必要になります。
所属していた会社の人脈や顧客、取引先とのつながりを大事にしましょう。

 

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まとめ


フリーランスエンジニアとして独立することと、年齢との関係について見てきたミィ。
フリーランスになるなら、年齢制限の問題、体力や気力、経済的な問題、新しい技術や知識への適応能力の有無、健康保険や年金などの問題から、若いうちの方が良いことがわかるミィ。
しかし、40代を過ぎても活躍するフリーランスエンジニアはたくさんいるミィ!
彼らは、常に人脈を大切にしており、最新の技術を取り入れる努力を怠らず、若い人材と柔軟にコミュニケーションを取るなどの努力をしているミィ。
このような努力を継続することで、40代を超えてもフリーランスとして活躍することができると思うミィ!