フリーランスエンジニアに必要なスキル・身につけるべきスキルとは

IT業界の需要増加に伴い、フリーランスのエンジニアとして働く人も増えてきています。

フリーランスに興味がある人の中には、「どうすればフリーとして食べていけるようになるのか分からない…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、フリーランスエンジニアとして必要なスキルや、身に付けるべきスキルを取り上げます。

忙しい人でも簡単に読めるようにポイントを押さえて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

プログラミング言語・ITスキル

 
まずはエンジニアの種類ごとに必要な言語とスキルを見ていきましょう。

 

フロントエンドエンジニア

・Web制作/開発業務に必要な言語とスキル

①HTML…Web制作全般に必要

②CSS…Webサイトの文書スタイルを指定する

③JavaScript…Webサイトを構成する要素を操作するプログラミング言語

 

・デバッグ業務に必要な知識とスキル

①HTTP…Webサイトを表示するためのコンテンツ送受信に使われる通信プロコトルの仕組み

②ブラウザ各種…各ブラウザの特性等

③IDE(統合開発環境)…各IDEの特徴と傾向を知り、最適なものを選択できる

④Webサーバ…サーバの仕組みと構築方法、各サーバソフトの特徴

 

※WebコーダーやWebデザイナー、プログラマとしての実務スキルがあると尚良いです。

 

バックエンドエンジニア

・アプリケーション開発業務に必要な知識とスキル

①PHP等…オープンソースのプログラミング言語(スクリプト言語)に関する知識や機能の活用

 

・デバッグ業務に必要な知識とスキル

①HTTP…Webサイトを表示するためのコンテンツ送受信に使われる通信プロコトルの仕組み

②IDE(統合開発環境)…各IDEの特徴と傾向を知り、最適なものを選択できる

③Webサーバ…サーバの仕組みと構築方法、各サーバソフトの特徴

④各種データベース…仕組みと構築方法、各データベースの特徴

 

インフラエンジニア

・サーバ構築/保守業務に必要な知識とスキル

①サーバOS…Webサーバ、DBサーバ、ファイルサーバの設定、構築

②Webサーバ…サーバの仕組みと構築方法、各サーバソフトの特徴

③各種データベース…仕組みと構築方法、各データベースの特徴

④各種言語…Webサイト構築に使用するプログラミング言語

⑤ロードバランサ…サーバの負荷を分散させるためのサーバロードバランスの設定

 

・ネットワーク構築/保守業務に必要な知識とスキル

①FireWall…ネットワークセキュリティの導入、設定

②HTTP…Webサイトを表示するためのコンテンツ送受信に使われる通信プロコトルの仕組み

③”TCP/IP”…一般的に使われる通信プロコトルの設定、管理等

 

その他にフリーエンジニアに必要とされるスキル

①Bootstrap…CSSフレームワークの一つ。ランディングページの制作等に使用

②jQuery…JavaScriptライブラリの一つ。膨大な数のプラグインを持つ

③WordPress…ブログサイトのオープンソフトウェア

④MAMP…WEBアプリの開発補助ツール

⑤サーバーとドメインの基礎…WEBサイト構築に必要なサーバー、ドメインの構築や取得に使用

⑥MySQLの基礎…オープンソースのデータベース管理システム

⑦Adobe「Photoshop」の基礎スキル…画像の加工処理に使用

 

経験年数とスキルによる月収・年収相場

フリーエンジニア未経験者や1年未満の人の単価は、月額30~50万程度が相場です。フリーランスとして駆け出しの時期は、スキルのあり・なしよりも、実務経験や実績が重要視される傾向にあります。

フリーとしての活動が1年を過ぎる頃には、以降は自分のスキルや業務領域によって、収入の相場が大きく変動します。

 

・クライアントニーズの高い言語スキルがあれば高収入も可能

例えばPHPであれば、1年目~2年目の間は月収50万前後、経験年数が増えるにつれて、3年目60万円~と10万程度ずつ上昇します。

Ruby等に係る案件は、最近特に需要が高まっている分野です。ニーズが高い言語に関するスキルがあれば、経験年数に関係なく高い収入が期待できます。

一方、C言語等の需要は下火です。そのような言語は、収入も比較的低めになってしまうと言えるでしょう。

 

・WordPressの制作案件

WordPressの案件も、クライアントニーズが高い分野です。制作案件の相場は、低い方でも1サイト10万~30万円程度とされています。

 

・スキルが多いと付加価値が生まれやすい

自分のスキルの種類が多いほど、請け負える仕事の領域も広がります。結果としてクライアント側の仕事量や発注の手間も減るため、スキルの高いエンジニアは重宝されるのです。このようなエンジニアはクライアントに対して付加価値を提供できるため、もちろん報酬の相場も高くなります。

 

 

技術スキル以外に必要なスキル

 

フリーランスとして働く場合、エンジニアとしての能力以外にも、様々なスキルが求められます。

 

営業力(交渉・決断・行動・コミュニケーション)

会社から独立してフリーランスになる上で、欠かせない能力の一つです。フリーランスのエンジニアは、クライアントに自分のITスキルや実績を売り込み、納期や報酬、受注内容を交渉し、案件を獲得する、といった一連の流れを自分でこなす必要があります。

また、自らを売り込むだけでなく、「クライアントが何を求めているのか?」しっかりとクライアントニーズに即した提案ができないと、営業が空振りに終わってしまうことも少なくありません。すなわち、フリーランスのエンジニアには、コミュニケーション力も求められることになります。

「どうしても営業が苦手だ」という人には、エージェントを経由して案件を獲得する方法もあります。

 

マネジメント力・セルフマネジメント力

フリーランスは、請け負った案件の進捗管理を自分で行います。また、プログラマ等へ指示や、仕事の振り分け、人員管理、タスク管理等といったプロジェクトマネジメントも業務の一環です。

また会社員と違い他者に管理をされないフリーランスは、自分自身をマネジメントする(セルフマネジメント)ことも非常に重要です。自らタスクやスケジュールを管理し、責任を持って仕事を完遂することが求められます。

 

文書作成能力

案件の設計書等を作る文書作成能力も、フリーランスのエンジニアには欠かせないスキルです。

エクセル(表計算)、ワード(文書)等の文書作成ソフトが使えること、また誰が見ても分かりやすい文書を作るための構成力、表現力、資料作成のテクニック等を磨くことが重要です。

 

会計・法律の知識

自ら確定申告や税金の支払い、保険の加入等の手続きを行うのであれば、最低限の会計知識を持ち、収入や経費を正しく管理する必要があります。

また、無用なトラブルを避けるためにも、個人情報の保護や著作権等、ある程度の法律知識を身に付けておくと役に立つでしょう。

 

スキルを身につける機会を作る

 

フリーランスとして生計を立てながらスキルも身につけるためには、環境を整えることが最も重要です。

 

セミナーに参加する

スキル向上のためには、ITエンジニア向けのセミナーや勉強会に参加してみるのも一つの方法です。コワーキングスペースやシェアオフィス等で開催されているものは、比較的フリーランス向けのものも多いです。また、同じ目的でセミナーに参加している人と情報交換できることも、セミナーに参加する大きなメリットです。

 

スクールに通う

エンジニアを志して日が浅い人や、何を学べば良いのか迷っている人、自主勉強が苦手な人におすすめなのは、ITスクールです。受講料がかかりますが、仕事に活かせる実践的なスキルを学ぶことが出来ます。

 

人脈を生かして仕事を貰う

もしIT業界の人脈を持っているのならば、それを生かさない手はありません。既に何かしらの仕事を請け負った実績がある人や、自分の仕事ぶりを知ってくれている人から仕事をもらえる機会があれば、受注の確度も高まります。競合がほぼいない状況で、案件を獲得できる可能性があるでしょう。

また、全く新しいクライアントを相手にする時と比べると、仕事をする上での融通がききやすいと言えます。

 

自ら営業を行い仕事を獲得する

クライアントに対し、自分で営業活動を行う方法です。自らの得意分野や過去の実績等を提示し、仕事を獲得していきます。

自主的に営業を行って仕事を獲得するスタイルが確立できれば、自分の希望の仕事を得ることができる他、仕事の内容に見合った価格交渉も行えます。

フリーランスとして活動するのであれば、エンジニアであっても営業力や交渉力を磨いておいて損は無いでしょう。

 

クラウドソーシングで仕事を獲得する

クラウドソーシングサイトに登録して、受注可能な案件に応募(提案)することにより仕事を獲得する方法です。スキルや経験が浅い場合は、小さな案件をコツコツこなすことにより、馴染みのクライアントを付けることも十分可能です。

 

エージェントから仕事を獲得する

専門のエージェントに登録し、仕事を紹介してもらう方法です。大手のエージェントであれば、様々な企業との繋がりがあり、案件も豊富です。自分の希望にあった仕事を選んで獲得が出来るでしょう。

エージェントによっては、スキルアップのためのセミナーを開催したり、フリーランスとして活動する上でのフォローをしてくれたりと、手厚いサポートメニューを用意しているところもあります。

 

 

まとめ

フリーとして働くメリットは、自分のスタイルで仕事が出来ることや、希望の条件で仕事を請け負えることだミィ。

フリーの場合、エンジニアとしての仕事をやりながら、営業、プロジェクトマネジメント、財務会計…等、複数の役割を自分でこなすことが求められるミィ。一見大変なようだけど、一度身に付けたスキルは一生モノだミィ。

今回取り上げたような内容を徐々に習得して、“自分で稼げる”フリーランスエンジニアを目指していこうミィ!

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