自分自身をマネジメントしている感覚を持てる「フリーランス」の働き方
約15年ほどの実務経験を経て、フリーランスという働き方を選んだS.M様は、現在アプリ開発などやBFF開発に携わっています。
長期にわたってエンジニアとして経験を積んできたS.M様が、フリーランスという働き方を選んだのはなぜか、お話を伺いました。
キャリアについて
フリーランスエンジニアになるまでの経歴や、これまでのキャリア を教えてください。
10年ほどパッケージシステムの開発に携わった後、約5年間、一次受けSIerにてSI業務を担当してきました。その後、フリーランスとして活動を始めました。
現在の案件について教えてください。
現在は、某大手通信企業様のアプリおよびBFF(Backend for Frontend)の開発を担当しています。
案件を選ぶ上で重視しているポイントはありますか?
報酬と、リモート勤務が可能かどうかを重視しています。
スキルアップのために取り組んでいることはありますか?
コーディングにおけるAI活用に取り組んでいます。また、基本設計やアーキテクチャ設計など、AIでは代替しづらい領域の実践経験を積むようにしています。
フリーランスという働き方について
フリーランスになった理由はありますか?
エンジニアという職種自体がプロジェクト型の雇用形態の方が合っていると仮説を立てており、今後もエンジニアを続ける上でそのような雇用形態を行っている「フリーランス」に合わせておくべきと判断したことが大きな理由です。
フリーランスになることに対して不安はありましたか?
業界全体ですでに「フリーランス」という雇用形態が確立していたこともあり、大きな不安はありませんでした。
報酬面では若干の不安がありましたが、実際には、福利厚生などを加味しても会社員時代よりも良い条件で働けていると思います。
フリーランスとして働き始めて感じたメリットはありますか?
帳簿をつける必要があるため、シビアな金銭感覚が身に付く点は良かったです。
フリーランスの魅力とは何だと思いますか?
自分自身を自分でマネジメントしている感覚を強く持てる点が魅力だと思います。
デメリットはありますか?
これまでフリーランスになって困ったことは特にありませんが、契約更新の時期には多少ナーバスになることがあります。
フリーランスになるためには、どのようなスキルが必要だと思いますか?
どのプロジェクトでも、自分の知らない技術領域や業務知識が必ず存在します。だからこそ、最も重要なのは「学習意欲」と「スキル」だと思います。
Humalanceについて
Humalanceを利用して感じていることがあれば教えてください。
正直Humalanceを利用しているという感覚はあまりないです。
ただ、一般的には参画時に希望していた内容と異なる点があったり、残業が多いなどのミスマッチが起こり得るかと思いますが、そういったことが全くなかったのは良かったです。
きちんとヒアリングをしていただいた結果、自分の希望に沿った案件を紹介してもらえました。
今後の目標とフリーランスになりたい方へのメッセージ
今後の目標を教えてください。
今後もコンピュータエンジニアとしてあり続けることが目標です。
これからフリーランスになる方へのメッセージやアドバイスをお願いします。
たとえフリーランスという選択がうまくいかなかったとしても、それで人生が詰むことはありません。気軽に試して、もし合わなければ方向転換すれば良いと思います。そのくらいの軽い気持ちで始めても問題ないでしょう。
フリーランスとして活動するにあたり、「ジェネラリスト」を目指すのか、「スペシャリスト」を目指すのかという方向性をあらかじめ決めておくと良いと思います。両方を目指すのは少し欲張りかもしれません。ただ、基本的には「着の身着のまま」でもなんとかなると思っています。